マンションやアパートなど集合住宅を探している場合は、部屋を見る前にエントランスや駐輪場、ゴミ置き場を確認します。共有スペースが綺麗な状態なら、管理の行き届いた暮らしやすい物件です。しかし、汚れやゴミが目立つようなら管理が不十分な物件なので、暮らし始めてから不満を持つことが多くなります。このように、物件の見学では部屋ばかり見てしまいがちですが、共有スペースも確認しておきましょう。
共有スペースを確認したら、いよいよ部屋の見学です。まず確認したいのは動線です。キッチンや洗面所、ベランダなど、生活の中で特によく使う場所との動線が悪いと、暮らしにくい住まいになります。反対に、動線の良い住まいなら、家事も効率的におこなうことができ快適となるので、ストレスが溜まることもありません。実際に料理を作るときや洗濯をするときの気持ちになって、動きやすいかイメージしてみましょう。
室内でそのほかに確認しておきたいのは、コンセントの数と位置、収納スペースです。コンセントの位置によってテレビや家具の置きやすさが決まってきますし、スペースが少ないと荷物を全て収納することができません。
間取り図にコンセントの位置を書き込んでみたり、必要な収納スペースを把握しておくことが大切です。物件探しの見学では、日当たりや綺麗さばかりを見てしまうかもしれません。
しかし、その他にも見ておくべきことは数多くあるので、見落とさないことが物件探しのコツといえます。