土地購入をして注文住宅建築を考えている方にとって「この土地にはどのくらいの広さの、どんな間取りの家を建てられるのか」というのは気になるところですよね。
今回はそんな方のために、土地の広さを20坪・30坪・40坪の3段階に分けて、それぞれの土地に建てられる家の広さや間取りをご紹介していきます。
20坪程度の土地に建てられる家の広さや間取りとは？
20坪程度の土地に建てられる家は、その多くが3階建ての狭小住宅です。
狭小住宅といっても3階まであれば、間取り的には3LDKや4LDKなど、家族で住むのにもじゅうぶんな間取りの確保が可能ですよ。
ただし、容積率が少ないと3階建ての家を建てられないこともあり、建ぺい率が少ないと階層ごとの床面積がかなり狭くなってしまいます。
20坪程度の土地を購入するのなら、容積率と建ぺい率が高い土地を選びましょう。
30坪程度の土地に建てられる家の広さや間取りとは？
土地の広さが30坪程度あれば、2階建てでも3LDKや4LDKの間取りの家が無理なく建てられ、床面積もそれなりに余裕を持たせられます。
好みに応じて吹き抜けを設置することもできますよ。
夫婦2人の生活なら、平屋でも問題ない広さが確保できるでしょう。
また、土地の広さがこのくらいになってくると、敷地内に駐車場を確保できるというメリットもついてきます。
ただし、2世帯住宅を建てるとなると土地30坪では少し厳しいです。
もちろん建てられないことはないですが、実用性を考えると3階建てになる可能性が高いでしょう。
40坪程度の土地に建てられる家の広さや間取りとは？
土地の広さが40坪程度あれば、ファミリー世帯にとってかなりゆとりのある家が建てられます。
ひとつひとつの部屋が広い4LDKの間取りも、40坪の土地なら可能です。
さらに駐車場2台分あるいはそれ以上の確保も可能ですし、庭もガーデニングや子どものちょっとした遊び場として使えるぐらいの広さがありますよ。
夫婦2人なら平屋でもなかなか広々としており、2世帯住宅も、この広さの土地なら容積率が少なくないかぎり、2階建てでOKでしょう。
ただし地価の高い都心部では、これだけの広さの土地を購入するということ自体が難しいので、この広さの土地を選べる方というのは限られてきます。
まとめ
今回は20坪程度の土地・30坪程度の土地・40坪程度の土地それぞれに建てられる家の広さや間取りについてご紹介しました。
土地が広いほうがゆとりある家を建てられるのは当然ですが、たとえ狭めの土地でも容積率と建ぺい率が高い土地を選び3階建てにするなど工夫すれば、ファミリーに適した間取りを実現することが可能ですよ！
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