今回は、一戸建ての屋根修理をテーマとして解説します。
屋根修理が必要となる時期の目安および屋根修理にかかる費用の目安を解説し、屋根修理に火災保険が適用できるケースについての解説もしていきますので、一戸建てを所有している方はぜひ参考にしてください。
一戸建ての屋根修理が必要となるのはいつごろ？時期の目安
一戸建ての屋根修理が必要となる時期がいつごろなのか、その目安は屋根材によって異なります。
今の日本の屋根材としてもっとも多く使われているスレートの場合は、10年程度で塗装リフォームをすることが求められます。
屋根瓦については、瓦自体は何十年ももちますが漆喰の劣化やコケの発生リスクがありますので、こちらも10～15年ぐらいの時期で修理したほうが良いでしょう。
金属製の屋根材の中で高い人気を誇るガルバリウム鋼板は耐久性が高く、基本的には20～30年程度は修理しなくても大丈夫といわれています。
一戸建ての屋根修理にはどのくらいの費用がかかってくるのか？
一戸建ての屋根修理にかかる費用は、全体修理か部分修理かなどによって大きく異なります。
たとえば屋根の全体塗装であれば20～80万円、瓦の差し替えは3～5万円、漆喰の詰め直しは3～30万円といったところがざっくりした費用相場です。
雨漏り修理は1か所だけなら数万円で済みますが、あちこちから雨漏りしているとなると全体修理が必要となり数百万円かかることもあるなど、費用の幅がとくに広くなっています。
そのほか、足場が必要な場合は足場代が別途10～30万円程度かかってきますよ。
一戸建ての屋根修理で火災保険が使える可能性があるケースとは？
一戸建ての屋根修理は、条件を満たせば火災保険を使っておこなうことも可能です。
その条件とは…台風や積雪・雹（ひょう）などの自然災害が原因の破損であること、そして加入している火災保険がそうした自然災害も補償対象に含んでいることです。
こうした条件を満たしていれば、すぐに保険会社に連絡して保険申請に必要な資料を取り寄せましょう。
「早く修理してもらいたいから先に修理業者に依頼を」と思われるかもしれませんが、ここは保険申請資料の取り寄せが先です。
巨大台風などがあった場合は保険会社に問い合わせが集中して資料が届くのが遅れがちになるので、できるだけ早く手続きを始めましょう。
まとめ
今回は一戸建ての屋根修理についていろいろ解説しました。
修理やリフォームが必要と思われる時期を迎えたら、放置せずきちんと依頼しましょう。
そして自然災害による屋根被害の場合は、火災保険が適用できないかどうかのチェックをお忘れなく！
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