今回は一戸建ての外壁についていろいろ解説していきます。
まずは、一戸建ての外壁が汚れる主な原因をご紹介したうえで、一戸建ての外壁の掃除方法や、掃除ではなく塗り替えが必要なサインの解説もしていきます。
一戸建てを所有している方は、今回の情報をぜひ参考にしてください。
なぜ一戸建ての外壁は掃除が必要となるのか？汚れる原因は何？
一戸建ての外壁は雨にさらされているので、放置していても雨が勝手に汚れを洗い流してくれると思っている方は少なくありません。
しかし、現実としては雨が降っても外壁の汚れは意外と残りますので、定期的な掃除が必要となります。
なぜ掃除が必要なほどに外壁に汚れが付くのかというと…まず挙げられるのは都市型汚れです。
都市型汚れとは、外壁材の継ぎ目に使われるシーリングに含まれている油分が年月とともに少しずつ溶け出し、大気汚染物質や排気口から排出されるススやホコリと混じって汚れと化してしまうものです。
この都市型汚れは油分が混じっているだけに頑固で、雨では落とせません。
そのほかに、雨水とホコリなどが一緒に流れ黒い汚れとなって付着する雨だれ汚れも、外壁汚れの主原因のひとつです。
外壁汚れのその他の原因としてはコケや藻・カビ、鳥のフンなども挙げられますよ。
一戸建ての外壁は定期的に掃除しよう！主な掃除方法について
一戸建ての外壁の汚れは雨で洗い流され落ちることはありませんので、定期的な掃除が求められます。
掃除は自分でおこなうか、業者に依頼するかのどちらかの方法となりますが、予算が許すのであれば業者に依頼してプロの手で確実な掃除をしてもらうことをおすすめします。
予算が厳しくどうしても自分で掃除するしかないという場合は、高圧洗浄機などを使って「高いところから洗っていく」という手順を守るようにしましょう。
高圧洗浄だけで落ちない汚れは中性洗剤やブラシを使って落としますが、中性洗剤は水でしっかり洗い流すこと、ブラシは強くこすりすぎないことを意識しましょう。
ちなみに、外壁掃除の適切な頻度は年1～2回といったところです。
一戸建ての外壁における掃除よりも塗り替えるべきサインとは
一戸建ての外壁は定期的に適切な掃除をすればきれいな状態を保てますが、それでもいつかは塗り替えリフォームが必要になる時期がやってきます。
掃除ではなく塗り替えが必要と判断できる主なサインとしては、外壁の色あせ、ひび割れ、そしてチョーキング現象が挙げられます。
チョーキング現象とは、外壁を指の腹でこするとチョークの粉のようなものがつく現象のことです。
これは紫外線によって塗料が劣化していることを示す、もっともわかりやすいサインですので、ぜひ覚えておきましょう。
まとめ
今回は一戸建ての外壁が汚れる主な原因や掃除方法および、塗り替えが必要なサインの解説をいたしました。
定期的な掃除できれいな状態を保ち、塗り替えサインも見逃さないようにして外壁を良い状態で長持ちさせましょう！
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