今回は鉄筋コンクリートの建物について解説します。
鉄筋コンクリートとはどのようなメリットやデメリットを持つ建物構造なのかを解説したうえで、鉄筋コンクリートはどんな方におすすめの建物構造なのかという点にも触れていきますのでぜひご覧ください。
鉄筋コンクリートはどのようなメリットがある建物構造？
鉄筋コンクリートのメリットは、他の建物構造と比較すると遮音性や防音性・気密性が高く、さらに耐震性や耐久性も鉄骨鉄筋コンクリートに次いで優れている点です。
静かで安心安全な建物を望む方におすすめの建物構造と言えるでしょう。
また、コンクリート打ちっぱなしや曲線の演出など、デザイン性の幅、設計の自由度が大きい点も大きなメリットです。
鉄筋コンクリートはどのようなデメリットがある建物構造？
一方で鉄筋コンクリートの建物構造は、木造や鉄骨造などとくらべると建築費用がかさむ点が大きなデメリットです。
単に建物そのものにコストがかかるだけでなく、建物の重さを支えるための土地の地盤改良などが必要になるケースもあり、費用面の負担も大きくなります。
また、通気性がほとんどなくコンクリートに含まれる水分により結露やカビの発生リスクが高いこと、夏暑く冬寒いこと、床が固くて転倒時などに危険なことなどもデメリットです。
また、鉄筋コンクリートの建物構造はモバイルWi-Fiの電波が入りにくく、インターネット環境にも注意が必要です。
ほかに、鉄筋コンクリートの建物構造自体は遮音性・防音性が高いものの、集合住宅の戸境壁が薄い場合には、その効果を十分に得られないこともあります。
鉄筋コンクリートはどんな方におすすめの建物構造なのか？
鉄筋コンクリートの建物構造は、静かで安心安全な生活を送りたい方に向いておりおすすめです。
もちろん、鉄筋コンクリートの住居を手に入れられるだけの経済的余裕がある方にもおすすめです。
ちなみにスマートフォン電波のLTEモバイル回線でインターネットを利用している方であれば、鉄筋コンクリート内でもつながりやすいため、Wi-Fiのように電波が入らず困ることもないでしょう。
まとめ
鉄筋コンクリートは遮音性や気密性に優れ、「静かで安心安全な生活」を求める方にはメリットの大きい建物構造ですが、コストが高く結露やカビなどのデメリットもあります。
鉄筋コンクリートの建物構造を検討する際は、そのメリット・デメリットを考慮することが大切です。
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