土地を購入する前に、住宅を建設予定であれば住宅を建てて良い土地か確認する必要があります。
ですが、その土地がどのような土地か調べるにはどのような方法があるのでしょうか。
今回は土地を購入する際におこなう調査の仕方についてご紹介していきます。
土地の登記の調査の仕方とは？
土地は登記簿に登録されています。
登記簿の調べ方というと難しそうに感じますが、所定の手数料を支払うことで簡単に調べることができます。
登記簿の請求方法は法務局へ行って交付請求をおこなう、郵便局へ行って交付請求をおこなう、オンラインで交付請求をおこなうの3つの方法です。
登記簿の閲覧方法として、法務局へ足を運ぶこともできますが、近年利用できるようになった「登記情報提供制度」が便利です。
オンラインでデータを取得し、登記簿を閲覧できます。
ただし、すべての情報が見れるわけではないため注意しましょう。
土地の用途地域の調査方の仕方とは？
土地には用途が決められており、建築に制限がかかる場合があります。
そのため、購入予定の土地の用途地域を調べる必要があります。
用途地域は都市計画図を見ると確認が可能です。
都市計画図は各自治体によって作成されています。
都市計画図の確認方法は、インターネットで購入予定の自治体名と、用途地域で検索が可能です。
また、紙面で確認したい場合は、自治体の都市計画課または担当課で確認ができます。
用途地域が二種類ある場合は、自治体の窓口で確認すると良いでしょう。
土地に隣接する道路の調査の仕方とは？
土地の用途地域に問題がない場合でも建築が難しい可能性があります。
建築基準法により土地に隣接する道路も調べる必要があります。
緊急車両が通行できることや日当たりの観点などから道路幅が４m以上と定められているためです。
調査の仕方は、購入予定の土地のある役所の建築指導課に行って道路に関する図面などを取得または確認する方法です。
自治体によっては、インターネットで閲覧が可能な場合もあるため、窓口へ行く前に確認すると良いでしょう。
まとめ
土地購入前におこなう土地調査の仕方についてご紹介してきました。
土地購入前には、その土地がどのような種類で登記されているか確認が必要です。
また、用途地域もしっかり確認すると良いでしょう。
あわせて、隣接する道路が建築基準法に準じているかも調べる必要があります。
調査する項目は多いですが、自治体の窓口やオンラインでの確認が可能なため、簡単に調べることができます。
土地購入を検討している場合は、土地がどのような使用方法で登録されているか確認したうえで購入すると良いでしょう。
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